日本中の運輸局の法令試試験の合格率を調べてマンガで紹介
運送業の法令試験は運輸局ごとに合格率がことなります。行政書士が全国の運輸局での合格率をチェックして表にまとめました。合格率は運輸局ごと開催月で大きく異なることが判明しました。
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マンガ、運送業の法令試験の合格率

マンガ、運送業の法令試験の合格率


この記事は法令試験の役員合格率を運輸局ごとにまとめた記事です。
運輸局は北海道、東北、関東、北陸信越、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄(事務局)がございます。
マンガにも書きましたが、運輸局ごとに合格率が大きく異なることが分かりました。
特に中国と九州の合格率はなかなかの数字です。



受験者のレベル感は大きく異ならない試験ですが、データを集めて表にしてみると色々と考えさせられます。


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運輸局ごとの法令試験の合格率

運輸局ごとの法令試験の合格率


ここからは実際に法令試験の合格率をご紹介します。
すべて公開されたデータを元に作成いたしました。


  1. 北海道運輸局
  2. 東北運輸局
  3. 関東運輸局
  4. 北陸信越運輸局
  5. 中部運輸局
  6. 近畿運輸局
  7. 中国運輸局
  8. 四国運輸局
  9. 九州運輸局


上記9つの運輸局のデータになります。
役所ごとに公開される範囲が異なりデータが殆どない局もございます。


北海道運輸局の法令試験の合格率

まずは北海道運輸局から。
管轄は北海道のみで、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広、北見の運輸支局で恒星されております。


北海道運輸局 合格率
R5.9 80%
R5.11 88%
R6.1 57%
R6.3 88%
R6.5 100%
R6.7 100%
R6.9 100%
R6.11 100%
R7.1 100%
R7.3 71%
R7.5 92%
R7.7 75%
R7.9 90%
R7.11 88%
R8.1 100%
R8.3 70%
R8.5 100%


北海道運輸局は比較的高い合格率で推移しております。
合格率100%が7回以上ございますし、それ以外も80%以上ある回も多いです。
ただし合格率にブレもございます。
令和6年1月で57%、3回ほど70%台に落ち込んだ時がありました。
なので高い合格率と言えども、油断できないことが分かります。


東北運輸局の法令試験合格率

次は東北運輸局のデータです。
こちらは青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の東北地方の運輸支局が管轄になります。
合格率のデータは以下の通りです。


東北運輸局法令試験 合格率
R7.11 100%
R8.1 77%
R8.3 97%
R8.5 80%


公開されているデータが少ないですが、80%以上の合格率で高い数値となっております。
東北運輸局の受験者数が少ないため、一人でも不合格者が発生すると大きく数値を落とします。
これは関東、中部、近畿以外の運輸局でも同様の傾向がございます。


関東運輸局の法令試験の合格率

お次は関東運輸局の役員法令試験です。
関東運輸局は東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、山梨の運輸支局を管轄しております。
日本の首都圏を丸抱えする運輸局で受験者数もダントツに多いです。
運輸局によっては10倍~数十倍の差があります。


関東運輸局法令試験 合格率
R3.5 74%
R3.7 56%
R3.9 47%
R3.11 63%
R4.1 67%
R4.3 59%
R4.5 75%
R4.7 66%
R4.9 62%
R4.11 69%
R5.1 64%
R5.3 81%
R5.5 56%
R5.7 71%
R5.9 69%
R5.11 60%
R6.1 47%
R6.3 54%
R6.5 51%
R6.7 59%
R6.9 46%
R6.11 50%
R7.1 52%
R7.3 68%
R7.5 74%
R7.7 58%
R7.9 51%
R7.11 50%
R8.1 79%
R8.3 65%
R8.5 69%


関東運輸局は他の機関と比べると合格率が低い傾向がございます。
記録が取れた令和3年から5年分の平均を取ると約62%になります。
毎回100人以上が受験するので、1回で38人前後が不許可になるデータです。


関東運輸局の法令試験合格率のグラフ


こちらは上記の票をグラフにしたものです。
北海道や東北と比べても回ごとの合格率にブレが大きいのが見て取れます。
低い時は45%で高い時は80%越えとなっております。


北陸信越運輸局の法令試験合格率

次は北陸信越運輸局の役員法令試験の合格率です。
こちらの運輸局は、新潟、長野、富山、石川にある運輸支局が管轄です。


北陸信越運輸局法令試験 合格率
R5.5 80%
R5.7 75%
R5.9 75%
R5.11 77%
R6.1 87%
R6.3 71%
R6.5 85%
R6.7 50%
R6.9 81%
R6.11 100%
R7.1 66%
R7.3 100%
R7.5 75%
R7.7 57%
R7.9 46%
R7.11 61%
R8.1 83%
R8.3 43%
R8.5 67%


こちらの運輸局の法令試験ですが。
かなり年度や回ごとのバラつきが大きいです。
高い年は100%ですが、低い回は43%と合格率が倍以上異なります。
この様なバラつきが大きい原因は受験者数が少ないので、不合格者が少なくても合格率の数字が動きます。


中部運輸局の法令試験合格率

次は中部運輸局です。
愛知、静岡、岐阜、三重、福井の運輸支局が管轄です。
製造業が盛んなエリアで運送業者の数も多いです。


R5.5 86%
R5.7 96%
R5.9 92%
R5.11 nodate
R6.1 89%
R6.3 69%
R6.5 94%
R6.7 96%
R6.9 66%
R6.11 78%
R7.1 82%
R7.3 88%
R7.5 76%
R7.7 86%
R7.9 94%
R7.11 87%
R8.1 90%
R8.3 92%
R8.5 91%


中部運輸局の法令試験合格率は高水準です。
100%の回はありませんが、90%~80%台で推移しております。
受験者としては、有難い数字ですね。


近畿運輸局の法令試験合格率

次は近畿運輸局の役員法令試験の合格率です。
大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山の運輸支局と神戸運輸監理部兵庫陸運部が管轄です。
兵庫県だけ運輸支局でないのが特徴です。
近畿の受験者数は関東や中部と共に多いです。
(東名阪というだけはありますね)


R5.5 88%
R5.7 90%
R5.9 84%
R5.11 88%
R6.1 76%
R6.3 80%
R6.5 86%
R6.7 85%
R6.9 94%
R6.11 81%
R7.1 72%
R7.3 61%
R7.5 82%
R7.7 77%
R7.9 86%
R7.11 94%
R8.1 57%
R8.3 79%
R8.5 90%


近畿運輸局も中部と同様に高い合格率を示しております。
ただ数年に1回の割合で合格率を落としている回もございます。
令和7年3月は61%、令和8年1月は57%の時がありました。


中国運輸局の法令試験の合格率

次は中国運輸局です。
広島、鳥取、島根、岡山、山口の運輸支局での申請者が受験者になります。
九州と並ぶ鬼門の様な局になります。
合格率が極端に低い年と極端に高い年が混在しているのが中国運輸局です。


中国運輸局の法令試験 合格率
R3.1 100%
R3.3 93%
R3.5 83%
R3.7 87%
R3.9 100%
R3.11 64%
R4.1 91%
R4.3 90%
R4.5 100%
R4.7 92%
R4.9 100%
R4.11 100%
R6.1 7%
R6.3 94%
R6.5 nodate
R6.7 55%
R6.9 75%
R6.11 81%
R7.1 57%
R7.3 52%
R7.5 84%
R7.7 25%
R7.9 40%
R7.11 20%
R8.1 71%
R8.3 81%
R8.5 75%


あと中国運輸局は令和5年分のデータがゴッソリと抜け落ちております。
この部分は公開されておりませんでした。


中国運輸局の法令試験合格率


上記の図は表の合格率を折れ線グラフにしたものです。
合格率のブレが極端な事が分かると思います。
合格率100%の時と7%や20%の回が混在しております。
ここまでバラつきが大きい試験も珍しいかなと思っております。


四国運輸局の法令試験合格率

次は四国運輸局の役員法令試験の合格率です。
徳島、香川、愛媛、高知の運輸支局の申請者が受験する試験です。


四国運輸局の法令試験 合格率
R3.1 90%
R3.3 71%
R3.5 44%
R3.7 80%
R3.9 91%
R3.11 100%
R4.1 100%
R4.3 91%
R4.5 100%
R4.7 100%
R4.9 100%
R4.11 100%
R5.1 83%
R5.3 100%
R5.5 85%
R5.7 60%
R5.9 86%
R5.11 75%
R6.1 75%
R6.3 100%
R6.5 100%
R6.7 100%
R6.9 71%
R6.11 100%
R7.1 85%
R7.3 100%
R7.5 100%
R7.7 75%
R7.9 100%
R7.11 89%
R8.1 100%
R8.3 100%
R8.5 80%


四国運輸局の法令試験は安定して高い合格率です。
44%や60%の回がありますが、その他は70%以上の合格率で推移しております。
不合格者がゼロではないので油断は禁物ですね。


九州運輸局の法令試験の合格率

ラストは九州運輸局です。
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮﨑、鹿児島の運輸支局で申請された方が受験者となります。
九州運輸局の法令試験は全国的にも有名です。


九州運輸局の法令試験 合格率
R3.1 22%
R3.3 33%
R3.5 68%
R3.7 43%
R3.9 67%
R3.11 38%
R4.1 10%
R4.3 9%
R4.5 10%
R4.7 48%
R4.9 27%
R4.11 24%
R5.1 37%
R5.3 43%
R5.5 18%
R5.7 55%
R5.9 47%
R5.11 17%
R6.1 40%
R6.3 20%
R6.5 48%
R6.7 38%
R6.9 67%
R6.11 66%
R7.1 30%
R7.3 75%
R7.5 52%
R7.7 37%
R7.9 43%
R7.11 67%
R8.1 44%
R8.3 63%
R8.5 74%


九州運輸局の法令試験の合格率は非常に低いのが特徴です。
10%台や20%台の合格率が普通に並びます。
こちらは落とす試験の性質が強いのかなと思います。
ただ直近の合格率は令和4年と比べると上昇傾向がございます。


運送業の法令試験の合格率はバラつきが大きい

法令試験合格率の比較したグラフ


上記のグラフは関東、近畿、九州運輸局の法令試験合格率を折れ線グラフにしたものです。
全部の局をグラフにしても良かったのですが、線が多くなりややこしくなると思い省略いたしました。
一番上のオレンジが近畿運輸局、真ん中の青色が関東運輸局、3本目は九州運輸局の合格率です。
グラフにしてみると実施団体ごとに合格率に幅があることが分かります。


上記の表や図を見たところ、一般貨物自動車運送事業の法令試験はイベント的に行われる物では無いことがわかります。
会社の経営者が法令を理解しているかを確認するためのもので、一定水準に満たないと足切りされる試験です。
役員法令試験は一夜漬けや試験1週間前から勉強では難しいテストです。
合格率が高い目のエリアでも回によっては極端に合格率を落とす時もございます。
試験を受ける際にはシッカリとした準備を行いましょう。


弊所では法令試験の対策に力を入れております。
ご興味のある方は、ご遠慮なくご連絡くださいませ。


以上が全国の運送業の法令試験の合格率についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

この記事を書いた人


行政書士やまだ事務所 所長

行政書士 山田 和宏


日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

大阪府行政書士会 法人研究会フェロー

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)


【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865


【専門分野】

運送業許可、産業廃棄物収集運搬業、建設業許可など許認可手続き。

年間相談件数は500件を超える。


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