
この記事は運行管理者試験の過去問演習について。
私が行った問題演習と使った問題集、失敗談と反省について書いて参ります。
2026年8月の第1回試験を受験して感じたことは、過去問を制する者が運行管理者試験で高得点を取ることができるでしょうか。
(合否が分からないので、高得点とお茶を濁しています)
運行管理者試験は過去問の焼き直しや選択肢単位でそのものずばりで出題されるものが多いです。
過去問をマスターすることで満点は無理でも、良い線まではいけると思います。

私が使った過去問集は以下の通りです。
独学でコストをかけない方法になります。
これらを駆使して問題演習を行いました。
最初に解いたのはテキストに付属されていた過去問になります。
私が使ったテキストは、ルネスタよしお氏の1冊で合格という書籍です。
本の6割近くは問題で占められております。
(だからテキスト部分が詰め詰めになっているのかも…)
この本は問題集がセットになっており、インプットとアウトプットを同時に行えるのがウリです。
問題集は過去問と法改正があった部分は修正されております。
テキストは4回読み込み、問題集も4回転いたしました。
テキストを読んだ後に付属問題を解きました。
この段階では正答率は無視。
どんな問題が出るのか、雰囲気を知ることがメインです。
最初の印象は、問題文が長い、用語が長く漢字だらけ。
回答以前に読むのが大変でした。
正直、運行管理者試験まで行けるのか不安になったのを覚えております。
資格試験は最初の1回転目が一番辛いです。
2週目の問題演習。
ある程度の知識が付き、問題も少し慣れた気がします。
テキスト無しでも解ける問題が増えてきました。
ただ道路交通法と労働基準法関係は全然ダメでした。
運転しない事、細かい数字が多い部分が厳しかったですね。
労働基準法と実務上の知識及び能力で出題される事例問題は手も足も出ず。
運行管理者試験の難しさは、問題文の読みにくさもありますが…
個数問題や選択肢2つ選びなど独特な回答形式に悩まされます。
(選択肢4つや5つから1個選ぶ問題は少ない)
3回目のテキスト読了後あたりからは、正答率が上がってきました。
出題される条文や独特の言い回しににも慣れてきたこと、細かい数字も覚え始めたため。
テキストの問題集と同時に過去問サイトの問題も解き始めました。
この段階では事例問題の苦手意識は取れず。
特に実務上の知識及び能力で出てくる事例は全然解けない始末。
労働基準法も連続運転時間は解ける様になりましたが…
テキストの勉強がある程度進んでから、過去問サイトを利用しました。
初期段階でも利用したのですが…
全然解けなくて、正答率がダメダメでした。
テキストを2回転終了後あたりから、過去問サイトを活用することに。
運行管理者試験の過去問アプリは二つほどあります。
一つは純粋なスマホアプリ、もう一つは過去問サイトです。
個人的にスマホアプリを入れたくなかったので、過去問サイトで勉強しました。
私が使ったのは過去問ドットコムというサイトになります。
一問一答形式、年度、科目でソートを掛けて問題演習が可能です。
法改正があった時は問題を修正してくれているので助かります。
あと解説も分かりやすくて良いですよ。
過去問ドットコムは、隙間時間に使う形を取りました。
電車内、役所での順番待ち、息抜きの休憩時など。
一問一答形式なので、間違ったところは直ぐに原因を調べられます。
こちらのサイトで問題演習を繰り返す事で、試験問題の傾向や問われやすい部分が分かるようになりました。
運行管理者試験は条文と数字の暗記が勝負になります。
大半は条文の正誤、穴埋め、数字の正誤が出題されます。
どこが誤りか分からない時は、ほぼ数字が入れ替わっています。
テキスト3回転後は、過去問サイトとテキストの問題演習が中心でした。
運行管理者試験の様に過去問からの焼き直しが多い試験は、過去に出題された問題を知ることは重要です。
条文の回りくどい言い回しに慣れ、回答のコツみたいなもの、出題される場所などが感覚的に分かるようになります。
アウトプット中心の学習はメリットもありますが、デメリットもあります。
問題演習が作業になってしまうことです。
何度も解いていると、どこかで見た問題になってきます。
何となくでも正答できてしまいます。
多肢選択式なので、あやふやな知識でも解ける問題は少なくありません。
間違った時は解説を読みますが、大丈夫だった問題は解説を読まず次に進みます。
問題演習をしていると勉強した気になります。
正答率も上がると気持ちよくなり、問題演習だけで解説もおざなりに。
結果としてテキストで得た正確な知識が曖昧になってきました。
問題は解けるのに、あれ?これであってたっけ?みたいな選択肢が増えてきました。
これは危険だと思い4回目のテキスト読み込みを行いました。
読み返してみると、曖昧に覚えていた知識がかなり出てきました。
労働基準法、実務上の知識及び能力で2問ずつ出題されます。
この事例問題はスマホの画面を見るだけでは解けないです。
PCとメモ用紙の準備が必要です。
事例問題は頭の中だけで解くのは大変です。
4回目のテキスト問題と過去問を数多く解いて分かったことがあります。
労働基準法関係はパターン化されていること。
パターンを覚えれば少なくとも1点は取れるかと。
労働基準法関係は表が出てきて拘束、運転、労働時間が書かれています。
上記内容が法令に違反していないかにパターン化していました。
数字を覚えて何度も演習を繰り返せば得点源にすることが可能です。
特に連続運転時間と休憩時間は早い段階でマスターできると思います。
次に実務上の知識及び能力で出題される問題ですが。
これもパターン化しています。
運行管理は営業所出庫から帰社までのルート。
距離や時間、時速、休憩時間、出発時間、到着時間が書かれた図を元に回答します。
慣れが必要ですが速度計算が出来れば比較的に解きやすいかと。
残念なことに、私が受けた試験では出題されませんでした…
次に追い越し、急停止の計算問題です。
単純な計算問題というより物理の問題です。
私は手も足も出ませんでした。
残念なことに計算問題が出題され1点落としました…
交通事故と対策について。
物流業で配達員やドライバーをしている人には取っつき易い問題かと。
いわゆるSKYTですね。
これについては難易度にブレがあります。
問題演習中は正答率は半々で、得点源にはカウント出来ませんでした。
ここまで私が行ってきた運行者試験の過去問対策をご紹介しました。
かなり本音ベースで作成いたしました。
この試験は過去問対策が肝です。
マスターできれば全問正解は無理ですが、良い所まではいけます。
今は無料コンテンツも充実しております。
別途、問題集を購入する必要はないかと思います。
ただ過去問対策だけに特化はお勧めしないです。
何となく、勘で解ける問題が増えてきます。
過去問を覚えてしまい、問題演習が思考ではなく作業になるリスクもあります。
インプットとアウトプットをバランスよく行うのが良いでしょう。
以上が運行管理者試験の過去問演習についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

行政書士やまだ事務所 所長
行政書士 山田 和宏
日本行政書士会連合会 13262553号
大阪府行政書士会 6665号
大阪府行政書士会 法人研究会フェロー
申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)
【適格請求書発行事業者】
インボイス登録済
番号:T1810496599865
【専門分野】
運送業許可、産業廃棄物収集運搬業、建設業許可など許認可手続き。
年間相談件数は500件を超える。
【表彰】
